#9 初めての舞台は…
さて😀
お芝居のご案内をさせていただきましたが
ボクが初めて舞台での演劇に挑戦したのは
2010年に大阪道頓堀の松竹座で上演された
《花の武将・前田慶次》でした😀
主演の前田慶次を演じたのは
超人気の歌舞伎俳優・片岡愛之助さん💐
ボクは慶次の莫逆の友の一人・山上道及の役で
初めての舞台をいきなり看板役者として登場させて頂き
1ヶ月間・1日2回公演の休演日無しというロングランを達成したのですが
舞台って
ドラマや映画と違って
一冊の台本でお芝居をしているのに
毎回その演技が微妙に変わるんですね😀
公演の初期・中盤・終盤と
芝居が熟成されていき
赤ワインが時間と共に空気に触れて開いていくように
味が出てくるんです😀
しかも、格闘技同様
ゴングが鳴ったらやり直しが効かない😅
一瞬一瞬が真剣勝負の連続😀
そして
お客様のリアクションがダイレクトにLIVEで返って来る😆
同じシーンなのに
日によって
芝居によって
笑いの起きる場面が違ったりします😅
この面白さに
演者はもちろんですが
お客様がハマってしまう😅
ボクは
この松竹座の舞台に
所属している正道会館カラテの門下の皆さんには
敢えて宣伝やお誘いはしなかったんです😅
ともすればこの(カラテの)世界
先輩の声がけが
強要にもなりかねない😅
だから
極々近しいメンバーにだけ
良かったら観に来てねとお声がけしたんですが
初日に観に来てくれた古参の後輩が
お芝居を観て客席で号泣😭
日本チャンピオン&カラテワールドカップのタイトルを保持する強者が
舞台の面白さにハマってしまい
期間中3回も観に来てくれたのです😃
でも面白いもので
公演も終盤に差し掛かると
売れっ子の役者さんの中には
もう次の舞台の台本読みに入っている人もいたりします🫢
千穐楽前日には
皆慌ただしく楽屋の荷物を整理し出し
千穐楽の幕が閉じると
盛大な打ち上げでもあるのかと期待していたら
皆さんそれぞれに三々五々解散😅
実にあっさりとしているのです😅
1ヶ月間
ドップリ役に浸かり
舞台にハマったボクは
終わってから数週間は
完全に燃え尽き症候群🔥
抜け殻のようになってしまった記憶があります😃